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マルチポジションベッドとは?費用やサイズ、メリットやデメリット、評判など徹底検証!

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  • 寝たきりに近い方が、座って食事をするようになった
  • 支援者の力を借りずに、立ち上がることが出来るようになった

そんな声があがる「マルチポジションベッド」をご存知でしょうか。

 

マルチポジションベッドとは、ボタン一つで根姿勢から立ち上がりまでをサポートしてくれるベッドのことです。

 

今回は、福祉業界で話題のマルチポジションベッドのことを詳しくお伝えした後に、料金やレンタル方法、メリットやデメリットについても触れていきたいと思います。誰かのお役に立てれば幸いです。マルチポジションベッドとは何か、動画でも解説しています!

目次(この記事は以下の順番で構成されております)

  • 【CM/動画あり】マルチポジションベッドとは?
  • マルチポジションベッドのサイズと重量
  • 【マルチポジションベッド】購入価格とレンタル(介護・個人)価格
  • 【マルチポジションベッド】メリット
  • 【マルチポジションベッド】デメリット
  • 「マルチポジションベッド」評判について
  • まとめ:マルチポジションベッドとは?費用やサイズ、メリットやデメリット、評判など徹底検証!

【CM/動画あり】マルチポジションベッドとは?

マルチポジションベッドは、福祉用具を数多く販売する「株式会社フランスベッド」より2020年1月に発売された介護福祉の場で注目の電動ベッドです。

 

さっそく「マルチポジションベッド」を、紹介していきたいと思います。

マルチポジションベッドで出来ること

特徴は、ボタンひとつで「寝た姿勢から立ち上がりまでといった離床支援のサポート」をしてくれます。

離床(りしょう)とは

離床とは、文字のごとく「床(とこ)を離れること」を言います。

ベッドでの生活時間が長い方の暮らしが、徐々にベッド以外の時間が増えて起き上がる過程をいいます。

出典:フランスベッドホームページ>商品情報>離床支援マルチポジションベッドより

マルチポジションベッドという名前だけあり、離床支援だけではなくマルチに複数の行動をサポート。大きく分けて4つの行動のサポートをしています。

  1. ベッドポジション(寝姿勢)
  2. リクライニングポジション(背上げ、足上げ、リクライニング)
  3. シーティングポジション(椅子)
  4. スタンディングポジション(立ち上がり)

特に「3.シーティングポジション(椅子)」「4.スタンディングポジション(立ち上がり)」は、介護ベッド業界では過去にない機能となります。

 

実際に目で見て確かめた方がわかりやすいと思いますので、株式会社フランスベッド「マルチポジションベッド」のCMご覧ください。

※椅子ポジションから立ち上がりのさい「両腕のアームレスト」に注目。

フランスベッド独自の専用固定式グリップで「ぐるっとサポート」と呼ばれるアームレスト。
体を安定して支え、安心して起立できます。

「シーティングポジション」「スタンディングポジション」の特徴

今までの介護用ベッドにない「シーティングポジション」と「スタンディングポジション」の特徴を、もう少し詳しくお伝えしておきたいと思います。

シーティングポジション(椅子)での特徴
  • 身長に合わせて高さ調節可能(140センチ以上推奨)
  • 背もたれ、座面の角度も調節可能

「シーティングポジション(椅子)」の状態であれば本人が食事を目で見ながら食べることができますし、誤嚥リスクもかなり軽減します。足の裏を床につけて椅子に座る姿勢を取ることが難しかった方も、高さ調節機能を利用して安定した姿勢を取ることができるようになります。

スタンディングポジション(立ち上がり)での特徴
  • 立ち上がり支援のために座面がリフトアップ(35~75センチまで可能)
  • (ご自身で立ち上がれる方)「くるっとサポート」を利用して、立ち上がりまでをサポート
  • (移乗介助が必要な方)介助による抱え上げのときの身体への負担を軽減

ベッドが立ち上がりをサポートしてくれることで「他人に介護されている」という申し訳ない感情から解放される方もいらっしゃいます。もちろん、傾斜に不安を感じる方は傾斜を止めることも可能。

 

「シーティングポジション」と「スタンディングポジション」によって座位や積極的に立ち上がることが増えれば、褥瘡(じょくそう|床ずれ)の予防にもつながります。マルチポジションベッドは、介護が必要な方にとって暮らしの質を高めてくれる電動ベッドです。

マルチポジションベッドのサイズと重量

マルチポジションベッドは2つの種類があります。

出典:フランスベッド>商品情報>離床支援マルチポジションベッドより

「MPV-SU B 30W(写真右)」は要件を満たせば介護保険を利用してのレンタルもできますし、介護保険の認定にならなかったけれど「マルチポジションベッドを利用したい」という方は少し値段が高くなりますが、自費での個人レンタルも出来る商品です。

※2020年9月までは地域限定販売・レンタルでしたが、10月より全国展開されています。

機能はほとんど変わりませんが、大きさに少し差があるようです。購入のみとなっている「MPV‐020C(写真左)」は、公式ホームページにサイズを示すものがなく、通販サイト(楽天市場)に記載されていたことを引用しました。購入のときには、必ず確認をとりましょう。※2種類それぞれにキャスタータイプ(タイヤ脚)とレッグタイプ(固定脚)タイプがあります。

商品名 サイズ 重量
MPV‐020C(写真左)
・購入のみ
  • 幅89 x高さ100 x 長さ200 cm
    (公式サイトには情報がなく、楽天市場の複数サイトより確認)
  •  固定脚148kg
  • キャスター151kg
MPV-SU B 30W(写真右)
・購入とレンタル(介護・個人)
  • 幅 130×高さ 86~126×長さ 206cm
    (キャスター脚)
  • 幅 120×高さ 86~126×長さ 206cm
    (固定脚)
  • 固定脚146kg
  • キャスター脚148kg

【マルチポジションベッド】購入価格とレンタル(介護・個人)価格

次に、マルチポジションベッドの価格をお伝えいたします。

販売専用:マルチポジションベッド【MPB-020C】

【MPB-020C】

入手手段 金額
販売価格 ¥1,188,000(税込)

 

販売とレンタルあり:マルチポジションベッド【MPV-SU B 30W】

【MPV-SU B 30W】

入手手段 金額
販売価格 990,000 円(税込)
個人レンタル価格 (1か月) 18,140 円(税込)
介護保険利用者負担 1 割(1か月) 1,814 円(税込)
介護保険利用者負担 2 割(1か月) 3,628 円(税込)

 

介護保険の要介護認定のレンタル料について

介護保険のレンタル料は、以前は1割でした。平成30年4月の介護保険法の改正により、同年8月1日より一定以上の所得がある場合は自己負担が2割又は3割となりました。介護保険の要介護認定を受けていても要支援1・2、要介護1の方はレンタルの対象外となっていますからご注意ください。

 

介護保険料金でレンタルできる人
  • 介護保険の要介護認定で「要介護2以上」の認定を受けていること
  • 自己負担が1割の方

もう一つ大切な注意点として、区市町村により介護保険の対象から外れる場合もあります。詳しくは担当訪問看護師、ケアマネジャーや福祉用具専門相談員に問い合わせてみましょう。

 

介護保険についての詳しくは、『マルチポジションベッド』介護保険の適用範囲と利用した場合のレンタル費用は?にまとめてあります。気になる方はぜひご一読くださいませ。

 

販売・レンタルについては、お近くの以下のような場所へご確認ください。

【マルチポジションベッド】メリット

マルチポジションベッドのメリットをお伝えしていきたいと思います。

メリット①:離床支援

一番のメリットは、離床支援ではないでしょうか。

 

介護現場では、状態が悪くなることや寝たきりになることを「極力遅らせること」「悪化を未然に防ぐこと」が大切と言われています。そのためには予防やケアがとても重要。介助者にも本人にも負担を減らし、立ち上がることをサポート出来るのはとても一番大きなメリットでしょう。

メリット②:介護者の負担減

介助者本人だけでなく、介護者の負担が減ります。

 

介護福祉に関わる職員の方は身体に負担がかかりがちで、特に腰痛になり業務に支障が出る人もとても多いです。そのため「腰痛予防の指導」が積極的に行われています。離床支援を一定のところまで見守ることが出来るようになれば、介護者の腰痛予防に大いに貢献するメリットとなります。

 

確認のため、いま一度寝姿勢から立ち上がりまでの動画を紹介しておきたいと思います。

メリット③:操作が簡単

一般的な介護用ベッドやリクライニングベッドと変わらず、操作は簡単です。

 

ほとんどの動作がボタン一つでできますし、視覚的にもわかりやすいようにリモコンに記載されています。

出典:フランスベッド>商品情報>離床支援マルチポジションベッドより

停電時には付属の予備バッテリーで「ベッドポジション(根姿勢)」に戻すこともできます。

【マルチポジションベッド】デメリット

とても魅力高いマルチポジションベッドですが、もちろんデメリットもありますのでお伝えしておきたいと思います。

デメリット①:ベッド本体がかなり重たい

140キロ前後あるマルチポジションベッドは、ベッド業界の中でもかなり重たいです。

 

一概には言えませんが、木製のシングルサイズにスプリングマットレスをつければ45キロ前後と言われています。介護用ベッドであれば(モーターの数によりますが)60~120キロ前後。そのなかで140キロ前後となるマルチポジションベッドはかなり重たいと言えるでしょう。

 

移動させることはないのかもしれませんが、搬入時や撤去時の負担はかなり大きいでしょう。さらに重たいベッドは床の傷の原因にもなったりします。古い家屋などであれば、設置する際も床の硬度などを確認したほうがいいかもしれませんね。

デメリット②:かなりの高額

ふたつ目のデメリットは「高額」です。

 

起床支援はないものの、質がよい介護用ベッドは市場に多く出回っています。他メーカーの商品も年々クオリティも高くなっており、20万円も出せばかなりいい商品が手に入ります。介護用品のなかでも100万円近い商品はかなりの高額と言えます。

 

レンタルを中心に展開しようと考えているのかもしれませんが、購入せざるを得ない人にとっては高額すぎる商品とも言えます。

デメリット③:専用マットレスが高額

3つめに、専用のマットレスも高額で「79,200円(税込)」かかります。

 

マルチポジションベッドは、マットレスを交換することになったときに「専用マットレス」でなければ設置できません。独自のベッドの仕組みのため、人気のマットレスや自分の好みのマットレスに乗せ換えて利用したりといったことができません。

 

専用マットレスの値段で安めの介護ベッドが購入できそうですが、ご安心ください。専用マットレスも、介護・個人ともにレンタルが可能可能です。※レンタルは一か月あたりの料金

本体価格 介護負担1割レンタル 介護負担2割レンタル 一般レンタル
専用マットレス① 79,200円(税込) 274円(税込) 548円(税込) 2,740円(税込)

参考:専用マットレス大きさは「幅89 x高さ10 x 長さ200 cm」になります。

「マルチポジションベッド」評判について

評判についてをネット上で確認しておりましたが、まだ発売して1年が経過していないことや「コロナ禍」により商品の紹介やCMを控えていた時期もあったようで「口コミ・評判」といったものを確認することが出来ませんでした。

 

介護に関わるプロの方のレビューなどの声としては、以下のようなものがありました。

評判は少ないものの、いい評価と期待の声が上がっていました。

まとめ

今回は座位・立ち上がり支援機能が付いている、マルチポジションベッドのことをお伝えしてまいりました。

 

最後に簡単にまとめておきたいと思います。

マルチポジションベッドとは
  • 介護用ベッドの大手「フランスベッド」から発売された、離床支援の新しい形のベッド
  • 4つのポジションをサポートしてくれる機能がある
    ・ベッドポジション(寝姿勢)
    ・リクライニングポジション(背上げ、足上げ、リクライニング)
    ・シーティングポジション(椅子)
    ・スタンディングポジション(立ち上がり)
  • 認定をされれば介護レンタルも出来る
  • 介護認定が要件に満たされず、介護レンタルが出来ない場合も個人レンタルも出来る
  • 高額ではあるが、購入も可能

などを、お伝えしてまいりました

 

YouTubeの視聴回数も2万を超えておりますし、介護関係者のなかではすでに話題の「マルチポジションベッド」。今後さらに広まりをみせるのではないでしょうか。「マルチポジションベッド」が気になった方は、ぜひ近くの介護に関わるプロの方に問い合わせてみて下さいね。

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