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50代で早期リタイアするためには貯金はどのくらい必要?注意する点は?

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会社員であれば定年は60歳から65歳。

50代になれば会社員でいられるのもあとわずかになりますし、会社での役割も確立してきて、先も見えてきた時期ではないでしょう。

 

厚生労働省が2021年7月30日に発表した日本人の平均寿命は、2020年の日本人の平均寿命は女性が87・74歳、男性が81・64歳となりました。

 

50代をちょうど人生の折り返し地点として、先の時間を考えると早期リタイアを考える方もおられるのではないでしょうか?

でも50代で早期リタイアしたいと考えたときに、心配なのはお金のことですよね。

 

この記事では50代で早期リタイアをしたいと思ったときに

についてお伝えしていきます。

 

目次(この記事は以下の順番で構成されております)

  • 早期リタイアとは
  • リタイアの種類3つ
  • 50代で早期リタイアするには老後の貯金はどのくらい必要?
  • 50代で早期リタイアをするための準備
  • まとめ 50代で早期リタイアするために貯金はいくらあってもいい

早期リタイアとは

会社員なら誰にでも訪れる定年は60歳から65歳を迎える頃に訪れます。早期リタイアは会社の規定で定められた年齢より前に定年することです。

最近では「FIRE(Financial Independence, Retire Early)」「アーリーリタイア」という言葉を耳にすることも増えてきたので、早期リタイアを知っている方も多いかもしれません。

 

早期リタイアと早期退職との違いがあるのでしょうか?

 

早期リタイアも早期退職のどちらも定年を待たずに退職してしまうことですが、

としてとらえられています。

リタイアの種類3つ

リタイア生活は、悠々自適な完全リタイアのイメージが強いかもしれません。

ところがリタイアにはいろいろなスタイルがあるのをご存知でしょうか?

 

「完全リタイア」「セミリタイア」「ミニリタイア」などがあります。

ひとつずつ解説していきますね。

完全リタイア

完全リタイアとは、仕事をすることをやめてしまうことです。

 

多くの方のリタイアのイメージといえばこのスタイルですが、終身雇用や年金が潤沢だった頃のスタイルです。

高齢化社会になり年金も十分に暮らしていけるほどもらえなくなった今は、完全リタイアする方が昔に比べて減ってきています。

 

定年を迎えても延長して働き続けたり、再就職をする方が増えたのは、人生100年時代になり、働くことに生きがいを感じたり、資金の不安もあるからです。

完全リタイアには60歳で定年して90歳まで生きることになると、まだまだ多くの貯金や資産が必要になってきます。

 

【完全リタイアのメリット・デメリット】

  • 自由な時間を持つことができる
  • 資金面の不安がある

セミリタイア

セミリタイアとは、メインの仕事は退職し不定期に働いたり、資産運用(株や不動産など)の方法で稼いだりしながら生活をすることです。

セミリタイア生活のはお金の流れがあるので、貯金の心配が減ります。

 

【セミリタイアのメリット】

  •  完全ではないが自由な時間を持つことができる
  • 資金面の不安が軽くなる

ミニリタイア

ミニリタイアとは、期間限定でリタイア生活を送ることです。

 

1年の半分をリタイア生活、半分を働くスタイルといった期間限定でリタイア生活を送ることです。

ミニリタイアは完全リタイアとセミリタイアの両方のメリットを得ることができます。

早期リタイアしたいと思った時にどのリタイアスタイルにするのか考えておくと、どのくらい貯金しておけばいいのか目安にもなりますね。

50代で早期リタイアするために老後の貯金はどのくらい必要?

早期リタイア生活をするためには、貯金がどのくらい必要なのか気になる部分ですよね。

 

老後2,000万円問題をご存知でしょうか?

2019年(令和元年六月)に金融審議会市場ワーキング・グループ報告書 「高齢社会における資産形成・管理」の報告書の高齢夫婦無職世帯のモデルケースでは、 毎月の赤字額は約5万円とされ、赤字分は貯金などから補填するとありました。

 

20代から70代までの老後の不安はお金が一番であり、老後の備えとして十分な金融資産と自ら想定している金額−現在の金融資産(平均額)=差額がほぼ2,000万円になることが下の図から読み取れます。

 

出典:金融審議会市場ワーキング・グループ報告書 「高齢社会における資産形成・管理」

 

日本人の平均寿命を、男性が81.64歳、女性が87.74歳として考えると、老後生活は以下になります。

  • 男性の老後の生活期間:(81.64歳-65歳)×12か月=約197月→16年
  • 女性の老後の生活期間:(87.74歳-65歳)×12か月=約270月→22年

金融審議会の試算では老後生活が約30年間続く(つまり、夫婦とも95歳まで生きる)と仮定して算出しているため、30年間で、5万円×12カ月×30年=1,800万円の赤字が出る計算となっていることから、老後2,000万円問題として話題になりました。

 

ここで年代別の支出をみてみましょう。

出典:家計調査年報(家計収支編)2019年(令和元年)結果の概要

 

50代の世帯は1世帯当たり1か 月平均354,252円、60代は292,533円の消費支出です。

 

これを50歳の早期リタイアをしたらどうなるのかを計算してみます。

65歳で年金をもらえるまで毎月かかる経費

①35万4,252円(50代)×120ヶ月(10年)→4,251万240円

②29万2,533円(60代)×60ヶ月(5年)→1,755万1,980円

①+②=6,006万2,220円

早期リタイアすると、

年金が支給されるまで6,006万2,220円+年金が支給されてからの赤字分30年老後2000万円問題の合計8,006万2,220円必要と計算されます。

 

50代で早期リタイアをし、完全リタイアをするとなると、この金額の貯金を準備したほうがよいという試算になります。

もちろん家族によってライフスタイルは異なりますので、一概にこの金額であるとは断定はできません。また早期リタイアしても、収入があればもう少し貯金額は少なくても大丈夫でしょう。

 

しかし、50代で早期リタイア生活をするためには、かなりの貯金が必要であることがわかりました。

 

さて老後の貯金はいくらあったらいいかわかったら、早期リタイアするための準備を始めていきましょう。

50代で早期リタイアするための準備

老後の貯金が50代で、いくらあれば早期リタイアしても大丈夫なのかがだいだいわかったところで、早期リタイアするための準備は何をしたらよいでしょうか?

 

まずはご自分が、

などのどのタイプが一番よいのか考えてみましょう。

 

タイプに合わせて選択も変わってきますが、50代で早期リタイアするための準備に必要なことをみていきましょう。

退職金や失業手当、年金について調べる

50代で早期リタイア生活に入ると、毎月入ってきた収入がなくなります。

 

ご自分の退職金や年金について調べておきましょう。

 

『早期優遇退職制度』を利用し退職すると『割増退職金』を受け取れますし、通常の定年で退職するよりも多く退職金がもらえますので会社の制度を調べておく必要があります。

 

年金は誰でも国民年金なら満額で6万5,075円受け取れ、夫婦2人なら13万150円です。

これに厚生年金に加入していれば、さらに金額がプラスになります。

 

国民年金 6万5,075円

日本年金機構が開示している厚生年金は220,496円ですが、これは60歳まで働いた平均的な収入(平均標準報酬(賞与含む月額換算)43.9万円)で40年間就業した場合に受け取り始める年金(老齢厚生年金と2人分の老齢基礎年金(満額))の給付水準なので、早期リタイアとなるとこの金額よりは減ることを覚悟しなければなりません。

参考:日本年金機構

 

年金がいくらもらえるかについてはこちらでご確認くださいね。

セミリタイアにして貯金を増やす(資産運用)

貯金がいくらあったとしても、不測の事態があればいつなんどきお金が必要になるかわかりません。そのためできるだけ貯金を増やしておきたいですが、銀行に預けても利息はあまり期待できません。

そこで株式や投資信託、不動産などの資産運用を考えてみましょう。

 

資産運用していれば、貯金を大きく減らすことは避けられます。

注意点は50代の早期リタイア生活を考えるのであれば、ハイリスクハイリターンではなく、堅実なものを選んで運用することです。

 

完全リタイアしたい場合は海外移住や田舎暮らしへ

完全リタイアする場合は、思いきって物価の安い海外移住や田舎暮らしをすることも考えてみましょう。

 

日本より物価の低い東南アジアなどに移住する場合は治安がよく、英語や日本語を話せる人が多いなど、住みやすい条件を満たす地域がおすすめです。

 

海外移住や田舎暮らしは物価が安いのが魅力的ですが、それだけで選ぶと失敗します。

自分の生まれ故郷に戻って生活したいなどのしっかりとしたビジョンをたてて行動に移すことが必要ですし、移住すると現在の住まいを売却することも考えなければなりません。

 

持ち家か賃貸かにもなりますので資産も変わってきますので、ご夫婦である場合はお互いの意思をよく話し合いましょう。

 

こちらの記事も参考にされてみてください。

生活の無駄を見直す

50代早期リタイア生活では、貯金を減らさないために生活の無駄を見直すことも大切です。

  • 食費
  • 住居費
  • 交際費
  • 美容衣服費
  • 医療費
  • 保険料
  • 通信費
  • 水道光熱費
  • 税金
などがどのくらいかかるのかを調べ、減らすことができるのかをシュミレーションしてみましょう。

 

例えば、

などの生活の無駄への見直しです。

一つひとつ見直していけば、貯金を減らさずに節約できますね。

まとめ 50代で早期リタイアするために貯金はいくらあってもいい

についてお伝えしてきました。

 

50代はまだまだ体力がありいろいろなことにチャレンジしやすい年代なので、貯金が老後に困らないくらいあれば、早期リタイアごに新たな挑戦ができそうです。

 

リタイアといえば隠居のイメージがある昔とは違って、今は資産運用させるアクティブな早期リタイアも増えてきました。

事前にいろいろ準備して50代の早期リタイア生活を成功させてくださいね。

 

老後、定年後の暮らしについてさらに知りたい方は→ 『老後、定年後の暮らし』記事一覧
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