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「余寒見舞い」とは何?言葉の意味について解説

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余寒見舞い

(読み方:よかんみまい)

目次(この記事は以下の順番で構成されております)

  • 余寒見舞いとは|寒中見舞いとの違い・余寒の意味
  • 【どのようなとき|いつまでに出すのか】余寒見舞いを出す目的と送る時期
  • 【どのような内容を書けばいいのか】余寒見舞いの書き方の基本、内容
  • 余寒見舞いの文例
  • 余寒見舞いの注意点
  • まとめ:「余寒見舞い」とは何?意味について解説

余寒見舞いとは|寒中見舞いとの違い・余寒の意味

余寒見舞いとは、季節に合わせて送る挨拶状の一つです。

 

季節に合わせて送る挨拶状には、夏であれば暑中見舞い、残暑見舞いなどがありますね。このほか、年賀状や喪中・年賀欠礼状(喪中はがき)も季節に合わせて送る挨拶状に含まれます。

 

身を慎ん時過ごす時期、喪中と忌中の違いについて詳しく知りたい方は、「意外と知らない!忌中と喪中の期間や過ごし方や控えること」についても、あわせてご覧ください。

 

余寒見舞いと寒中見舞いの違い

寒中見舞いと余寒見舞いは、暑中見舞いと残暑見舞いの関係に似ています。

余寒見舞いの時期は、寒中見舞いの時期が過ぎた後です

 

寒中見舞いと余寒見舞いは、暑中見舞いと残暑見舞いの関係に似ています。次の図を見てください。

暑中見舞い 残暑見舞い
7月7日頃から立秋(8月7日頃)の前日 立秋(8月7日頃)の前日から8月末頃まで
寒中見舞い 余寒見舞い
松の内(1月7日※)から立春(2月4日頃)まで 立春(2月4日頃)から2月いっぱい頃まで

夏は、立秋の前後で暑中見舞いから残暑見舞いに切り替わるのに対し、冬は立春の前後で寒中見舞いから余寒見舞いに切り替わります。

余寒とは?

「余寒」とは、「立春のあとの寒さ。寒が明けても残る寒さ。残寒。」(出典:余寒|国語辞典オンライン)です。

 

そして立秋後の暑さを「残暑」(出典:残暑|精選版 日本国語大辞典)と言います。「余寒」と「残暑」は対になる言葉なのですね。また、「残暑」に対して「残寒」という言葉もあるようです。

 

余寒見舞いは「暦の上では春なのに春になってもまだ寒いですね」とお互いを気づかいあって、日頃お世話になっている方たちと挨拶状を交わしあい、相手を大事に思っていることを表現する意味合いがあります。余寒見舞いには、郵便局で販売している郵便はがきか、市販されている通常のはがき(私製はがき)が使われます。

 

また、立春までに寒中見舞いが間に合わなかった際には、こちらから出さなかった方にいただいた年賀状へのお返しとして、また反対に相手が喪中などの理由でこちらから年賀状を出さなかった場合の代わりとして、余寒見舞いをお出しすると喜ばれるでしょう。

※松の内は地域によって異なり、一般的に関東地方では1月7日まで、関西地方では1月15日まで、他に1月10日までとする地域もあります。

【どのようなとき|いつまでに出すのか】余寒見舞いを出す目的と送る時期

余寒見舞いの目的は、寒さの厳しい時期に相手の健康を気づかい、こちらの状況を知らせることです。ご自身や家族の転勤や引越し、進学、就職、転職、結婚などの報告があれば、一緒にお知らせするといいですね。

 

余寒見舞いを出す時期は、立春(2月4日頃)から寒さの続く頃までとされています。寒さの続く頃という表現はあいまいですが、一般的には2月いっぱいとされます。

ただし、特に北の地域など、3月になっても寒さが続く地方では、3月に入って余寒見舞いを出しても構わないでしょう。

【どのような内容を書けばいいのか】余寒見舞いの書き方の基本、内容

余寒見舞いの書き方、内容は、基本的に7つあります。

①余寒見舞いの言葉
②先方の安否を伺う言葉
③自身の状況を伝える言葉
④個々の事情に沿う言葉
⑤相手を気遣う言葉や春に向けた言葉
⑥日付
⑦差出人住所、氏名
余寒見舞いは、縦書きでも横書きでも問題ありません。また⑥の日付は「2020年12月」のみでも構いません。
さらに、はがきのスペースに余裕がなければ⑥の「日付」は省略が可能です。その場合、⑦の「差出人住所、氏名」は宛名面に記入してもよいでしょう。

 

④の「個々の事情に沿う言葉」については、喪中などの理由で年賀状を出さなかった方へのお悔やみの言葉やご挨拶の場合があるでしょう。

 

また、こちらが喪中であった年に、喪中はがきを出さなかった相手から年賀状を受け取った場合には、年始のご挨拶が遅れた失礼をお詫びする内容になるケースも考えられます。

これらの場合には、「おめでとう」、「お慶び」といった言葉は避けるようにします。

余寒見舞いの文例

ここで、余寒見舞いの具体的な文例をいくつか見てみましょう。

一般的な余寒見舞い|季節の挨拶としての余寒見舞い

余寒お見舞い申し上げます

立春を過ぎたとは言え、厳しい寒さが続きますが、お変わりなくお過ごしでしょうか

おかげ様で我が家はみな、変わらず元気に過ごしております

しばらく寒さは続くようですので、くれぐれもお身体を大切にお過ごしください

喪中の方への余寒見舞い|年頭のご挨拶に変えて

余寒お見舞い申し上げます

暖冬とは言え、寒さが厳しくなって参りましたが、○○様にはいかがお過ごしでしょうか

私どもも無事、越年いたしました

寒さ厳しき折柄、くれぐれもご自愛をお祈り申し上げます

喪中対応|喪中はがきを出さなかった方への余寒見舞い

余寒お見舞い申し上げます

立春とは名ばかりの寒い日が続いておりますが、お変わりありませんでしょうか

実は昨年暮れに母が他界いたしましたため、年末年始のご挨拶を控えさせていただきました

お知らせをと思いながらも、ご挨拶が遅れ、大変失礼いたしました

余寒厳しき折から、何卒ご自愛くださるようお願い申し上げます

寒中見舞いのお礼・返事としての余寒見舞い

余寒お見舞い申し上げます

先日は丁寧なごあいさつをいただき、誠にありがとうございました

おかげ様で私どもも、無事に過ごしております

時節柄、お身体大切に、ますますご健康でご活躍のほどお祈りいたしております

余寒見舞いの注意点

余寒見舞いの注意点は、5つです。

①余寒見舞いを出すのは、立春を過ぎてから寒さが続く2月いっぱい、寒い地方では3月上旬くらいまでとする。

②余寒見舞いを出すのが喪中の相手である場合には、「おめでとう」「お慶び」といった言葉を使わない。

③喪中の年に余寒見舞いを出す場合には、②と同様、「おめでとう」「お慶び」といった言葉を避ける。

④年賀状などのように、文章中に句読点(「、」や「。」)を使わないという習慣もある一方、最近は句読点をつけるよう推奨する動きもある

⑤余寒見舞いをはがきで出す場合には、「拝啓」などの頭語や「敬具」などの結語は省略が可能である。

 

喪中の方への年賀状代わりとなる例文について詳しく知りたい方は「【余寒見舞い】喪中の方へ年賀状の代わりとなる挨拶|例文あり」もあわせてご覧ください。

 

また、コロナ禍でもあるため「コロナ禍の年賀状について」送るべきかどうか悩まれている方は「「送る?送らない?」コロナ禍の年賀状|書き方や文例「辞退する場合」について」もあわせてご覧ください。

まとめ:「余寒見舞い」とは何?意味について解説

余寒見舞いの意味や目的と余寒見舞いを出す時期、余寒見舞いの内容や文例と注意点についてご紹介しました。

 

日本には季節に応じた細かい決めごとに従ってお互いを気づかい合う文化があることが分かります。季節に応じた挨拶状のルールを知って、豊かな関係が築けるとよいですね。

近年は、終活のひとつとして「〇〇の理由で来年からは年賀状を出さない」という旨を伝えるための「年賀状じまい」を取り入れる人も増えてきました。詳しく知りたい方は「年賀状じまいの文例や注意点「年賀状をやめるとき」の挨拶文について」を、あわせてご覧ください。

 

冠婚葬祭、贈り物などのマナーについて知りたい方は→ 『マナー』記事一覧
『終活』とは自分の望む最期を迎え、人生をより充実したものにするため、生前準備を行うことです。 人生の後半戦を思う存分楽しむために『終活』を始めてみませんか? 終活に関する記事一覧
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