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デイサービスの仕事内容は?資格は必要?やりがいや給与、向いている人などまとめ

 

記事監修者:一般社団法人終活協議会代表理事:竹内義彦

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介護に関する仕事にはさまざまなものがありますが、今回はデイサービスの介護職員の仕事について紹介します。

  • デイサービスの仕事ってどんなことをするの?
  • どんな人が向いているの?

そんな素朴な疑問から、必要な資格ややりがい、給与、向いている人などについてまとめてみました。

デイサービスとは

デイサービスとは、介護介護サービスの一つである「通所介護」の通称です。介護の必要な利用者に老人デイサービスセンターなどに通ってもらい、食事や入浴、その他日常生活で必要な支援や、レクリエーションなどを日帰りで提供します。

 

自宅で介護されている家族の負担を軽減するとともに、利用される方の健康、心身機能の向上や維持を目指すのが大きな目的です。

デイサービスの仕事|施設で利用者に提供するサービス

デイサービスセンターによって細かいサービスの内容は異なりますが、送迎車で利用者の自宅にお迎えにあがり、センターで1日あるいは半日の介護サービスを提供し、自宅まで送り届けるのが一般的です。

 

そのため、ほとんどの場合、送迎も大事な業務です。送迎車への乗り降りの介助も提供すべきサービスのひとつといえます。

利用者に提供するサービスとは

  • 食事介助
  • 入浴介助
  • 排泄介助
  • その他日常生活で必要な支援や介助
  • 健康管理
  • 日常生活動作訓練
  • レクリエーション

レクリエーションを考えるのも大事な仕事

身体介護や、生活動作訓練などは、訪問介護でも行われますが、レクリエーションの提供は、通所介護ならではのサービスと言えます。というのも、デイサービスの目的のひとつが、高齢者の社会的孤立の解消、単調になりがちな生活の活性化であるからです。

 

レクリエーションの内容はデイサービスセンターによって異なりますが、以下のようなものが代表的です。

代表的なレクリエーションの内容

  • 折り紙
  • 絵手紙
  • 書道
  • 歌を歌う
  • カードゲーム
  • 体操
  • 音楽観賞会
  • その他、節分や七夕など季節の行事など

 

このようなレクリエーションを企画・運営するのは、デイサービス職員の仕事の中でも大きなウエイトを占めています。多くのデイサービスセンターでは、職員が持ち回りで、レクリエーションを担当し、内容を決め、実施しているようです。

 

どのようなレクリエーションを行うかは、利用者の体の状態や好みを考慮しながら、生活機能訓練も兼ね備えた、利用者が無理なく、楽しめるものを企画しなければなりません。理学療法などの知識があれば、より充実した内容のレクリエーションを企画できるでしょう。

デイサービスでの1日の仕事の流れ

デイサービスセンターによって1日のスケジュールは異なりますが、ここでは、典型的なデイサービスの1日の仕事の流れを紹介します。

8:30

出勤

今日の利用者の確認など細かい打ち合わせをします。

9:00

お迎え

送迎車で、利用者の自宅までお迎えに行きます。車椅子や歩行器を使われている方もいるので、車の乗り降りのサポートも行います。

10:00

バイタルチェック

施設に到着したら、まずは利用者の体温、血圧などを測り、健康状態を確認します。

10:30

入浴介助

利用者の身体状況に合わせ、脱衣や洗身、洗髪、湯船への出入りなどをサポートします。

長時間湿度と気温の高い浴室での、事故のリスクや異変の可能性が高いサービスなので、体力と注意力が必要になります。

12:00

昼食

食事介助が必要な方のサポートを行います。

利用者によっては、刻み食、とろみ食など指定があることも多いため、配膳には注意が必要です。

食事の前に誤嚥予防のための口腔体操を行うこともあります。

食後は歯磨きや服薬のサポートを行います。

13:00

職員休憩

職員が交代で休憩を取ります。

14:00

レクリエーション
日替わりで1時間程度のプログラムを用意します。折り紙、カラオケ、リズム体操など身体機能が衰えている方でも参加できるものを企画します。

15:00

おやつ

お茶とおやつを配膳し、食事介助を行います。利用者同士でおしゃべりを楽しむ方も多く見られます。職員は、誤嚥などないように、利用者ひとりひとりに目を配ります。

16:00

介護記録

利用者の家族に伝えるために、食事の量や、排泄の回数など、センター滞在中の利用者の様子を連絡帳に記入します。

16:30

お送り

送迎車で、利用者を自宅へ送り届けます。

17:00

ミーティング

職員同士で1日の報告、相談、利用者の情報共有と掃除や洗濯などの後片付けと翌日の準備を行います。

17:30

退勤

 

デイサービス|仕事のやりがいや、大変さ

デイサービスでの仕事は、上記のように、決められたスケジュールに沿って行われるものです。

介助が必要な利用者が訪れる中、スケジュール通りに業務を行うこことは大変ではありますが、やりがいも多い仕事です。

仕事のやりがい

 

  • 利用者に喜んでもらえる
  • 利用者の家族から感謝される
  • 利用者とのコミュニケーションが楽しめる

 

大変さ・難しさ

 

  • スケジュール通りに、効率的に業務を実施しなければならない
  • 日によって利用者の顔ぶれが異なるため、それぞれの情報を覚えるのが大変
  • 毎回違うレクリエーションを考えるのが大変
  • 利用者の健康状態など常に気を配る必要がある
  • 介助が必要な利用者さんも多く、体力が問われる

 

デイサービスの毎日は、スケジュールにおわれ体力勝負であり、その上、利用者の事故のリスクや異変にも気を配る必要がある大変な仕事ですが、その分、感謝されることも多く、やりがいのある仕事と言えるでしょう。

デイサービスの人員配置とそれぞれの仕事内容や必要な資格

デイサービス施設の人員構成は、介護職員を含め、以下のようになります。

 

デイサービスで働く場合、以下のような職種の方と協力しながら仕事を進めていくことになります。

  • 施設長
  • 生活相談員
  • 介護職員
  • 看護職員
  • 機能訓練指導員

※介護職員の人数は、利用者の人数によって配置すべき人数が異なります。

職種 仕事内容 必要資格
施設長 施設の管理者です。事業計画を立てたり、その実施や経理の管理、職員の採用・教育を行います。
生活相談員 利用者および利用者家族からの相談や、サービス内容調整、入退所手続きを行います。 社会福祉士など
看護職員 利用者のバイタルチェックや、服薬管理、体調が急変した時の対応などを行います。 看護師、准看護師
機能訓練指導員 利用者の身体状況に応じて、機能訓練メニューの作成、指導を行います。 理学療法士、作業療法士など
介護職員 利用者の食事や排泄、入浴などの身体介護、車での送迎のほか、レクリエーションの企画・実施を行うのも業務のひとつ。 デイセンターなどの通所介護事業所で就業する場合は無資格でも勤務可(*)

(*)訪問介護事業所などで身体介護を行う場合は、介護職員初任者研修あるいは実務者研修、または介護福祉士の資格が必要となります。

何の資格も持たない方は、まずはデイセンターの介護職員として経験を積みながら、資格を取得することでキャリアアップを目指すことができます。

デイサービスの勤務条件

次にデイサービスで介護職員として働く場合の勤務時間や給与などの待遇について見てみましょう。

勤務時間

1ヶ月の平均実労働時間数(常勤の場合) 160.2時間

日勤がメインで、残業がないことが多い

日曜日定休のデイセンターが多い

勤務形態

正社員のほかパートで働く人も多い

給与

令和2年の通所介護事業所で働く常勤の介護職員の平均給与額

 280,600円(月給の場合)

 201,180円(時給の場合)

(上記給与には、手当なども含まれます)

給与形態によって同じ常勤でも平均給与額は異なります。

資格が必要な生活相談員、看護職員、機能訓練指導員

の場合、介護職員よりも平均給与額は高くなっています。

就業条件

デイサービス施設勤務の場合の介護職員は、無資格でも就業可能

参考文献:令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果」(厚生労働省)

 

勤務条件や待遇からからみた、デイサービスで働くメリットとデメリットについて以下のようなことが考えられます。

デイサービスで働くメリット

  • 基本的に日勤のみで残業が少ないので、仕事と家庭を両立しやすい
  • 日曜日が休みの施設が多い
  • 介護認定度が比較的低い人が多いので、訪問介護や入所介護での身体介護に比べて体力的な負担が小さい
  • デイサービスの介護職員であれば、経験や資格がなくても勤務できる

 

資格がなく、介護の仕事が初めてという方でも勤務できるのがデイサービスの介護職員です。要介護レベルが低い人が多いので、初心者の最初の仕事には適しているといえます。

 

また、日勤のみの職場が多いので、子育て中など仕事と家庭を両立したい人にも向いています。

デイサービスで働くデメリット

  • 介護老人福祉施設や、介護老人保健施設など入所タイプの施設に比べると給与水準が低い
  • 車の運転が必要

デイサービスの仕事が向いている人

最後に、これまでの情報を振り返り、どんな人がデイサービスの仕事が向いているかについてみてみましょう。

人と接する、話すことが好きな人

毎日、多くの利用者と接する仕事です。人と接することが好き、人と話すことが好きな方に向いています。

 

利用者の方の性格や好み、身体状況はさまざまですので、それに対応できるコミュニケーション能力の高さや、親しみやすさが求められます。初対面の人とでも臆することなく、積極的にコミュニケーションが取れることが大切です。

 

レクリエーションでは、みんなを盛り上げることも必要になります。レクリエーションの企画や実施が楽しいと感じる人には、楽しい職場になりますが、レクリエーションの企画や実施が苦痛で転職を考える方も中にはいらっしゃいます。

1日動ける体力のある人

デイサービスの利用者の中には、車椅子や歩行器が必要な方もいらっしゃいますので、入浴介助やトイレ誘導など、体力が必要な仕事が多くあります。

 

レクリエーションでも利用者を盛り上げるために積極的に動いたり、大きな声で話すことが求められます。お迎えからお送りまで、体をずっと動かすことになりますので、1日中動ける体力は必要です。

細かなことに気づき、臨機対応に動ける人

利用者の中には、してほしいことを意思表示するのが難しい方もいらっしゃいます。細かなところまで気がつき、事故など起きないように進んで動けることが必要です。

 

また、介護の現場ではいつ何があってもおかしくありません。転倒や突然の病状の悪化などがあった場合でも落ち着いて臨機応変に対応できることが求められます。

 

デイサービスで、利用者に寄り添ったサービスを提供するためにおすすめの資格

デイサービスの介護職員になるには、特別な資格は必要ありませんが、より利用者に寄り添ったサービスを提供するためにおすすめなのが「終活ガイド」の資格です。

 

終活ガイドの知識は、利用者の求めることを理解するのに役立ちますし、利用者の方との話にきっかけづくりにもなります。

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まとめ:デイサービスの介護職員は資格よりも適正を重視すべき

介護職員というと、身体介護を行う人というイメージですが、デイサービスセンターで重視されるのは、資格よりも利用者とのコミュニケーション能力の高さです。

 

介護の現場ですから大変なことも多いのですが、人と接することが好き、人のお世話をするのが喜びであるという方には、向いている職場です。

 

資格がなくても勤務できますので、介護初心者で、介護職に興味がある方の最初の職場としてもおすすめできますし、デイサービスで経験を積みながら、キャリアアップを目指すことも可能です。

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