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『銀行口座の終活』死んだら口座は凍結する?対策や相続について解説

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記事監修者:一般社団法人終活協議会代表理事:竹内義彦

記事監修者:一般社団法人終活協議会代表理事:竹内義彦

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「お父さんが死んだ後、お金を引き出そうとしたら口座が凍結されていた!」

「相続で遺産の確認をしたいけれど、どこの銀行に口座があるのか分からない…」

 

遺族の困りごとでよくあるのが、銀行口座関係のことです。

 

銀行口座関係の終活で残される家族の負担を軽くするには何をすればいいのでしょうか。

また、いつ口座が凍結されるのか、口座凍結後お金が必要になったらどうしたらいいのかについても解説します。

死ぬと銀行口座は凍結されるのはなぜ?

死亡後に銀行口座が凍結されるのはなぜでしょうか。

 

またどのタイミングで講座は凍結されるのでしょうか。ここでは銀行口座の凍結について解説します。

口座からお金が引き出せない!どのタイミングで口座は凍結されるのか

口座が凍結されるとお金が引き出せなくなるのはもちろん、家賃や光熱費の引き落としなどもストップしてしまします。生活への影響は大きいですよね。

 

では死後、どのタイミングで口座は凍結されるのでしょうか?

 

基本は遺族が銀行に届け出てからです。

銀行が新聞の死亡広告などを見て凍結することもあります。

凍結を解除するには書類をそろえて手続きをしなくてはいけません。銀行によって違いはありますが、1か月程度はかかる銀行が多いようです。

口座が凍結されるのはなぜ?

口座の所有者はあくまで故人です。所有者以外の他人が勝手に預貯金を使っては困りますよね。

 

口座に入っているお金は死後、「遺産」として扱われます。相続が終わるまでは相続人全員の共有財産。誰かが勝手に引き出したり使ったりすることはできません。また「相続人の誰かが不正に遺産を使ってしまった」といった相続のトラブルを避けるため、相続人であっても相続の手続きが終わるまでは引き出せないようになっているのです。

口座凍結の解除の方法と仮払い

「自分が突然、死んで、口座が凍結されてしまったら。家族は生活できる?」

 

そう不安に思う人もいるかもしれませんね。また会社を経営していて取引などで口座からの引き落としがある場合はどうしたらいいのでしょうか。

 

葬儀代や当面の家族の生活費は相続の手続きが終わらなくても「預貯金の仮払い」の制度があります。

また、会社を経営しているなどの事情があれば、銀行が対応してくれることもあります。早めに相談をするのがおすすめです。

預貯金の仮払い制度

相続の手続きが長引いて、家族が困らないよう2019年から「預貯金の仮払い」ができるようになりました。

 

通常、故人の口座からお金を引き出すためには相続人全員が同意し、銀行に書類を出さなくてはいけませんがこの制度を使うと他の相続人の同意がなくても預貯金を引き出せます。

限度があり金融機関ごとに最大150万円までです。

また、仮払いしていしてしまうと、相続放棄ができなくなる可能性もあります。相続は資産も負債も引き継ぐものです。故人に資産を上回る借金がないか仮払いをする際はしっかり確認するようにしましょう。

 

仮払いに必要な主な書類は以下の通りです。銀行によっても違うので手続きの際は銀行に確認しましょう。

  • 故人名義人の戸籍謄本
  • 相続人の身分証明書
  • 相続人の印鑑証明書
  • 申請書

・参考URL:預貯金の仮払い制度について(法務省)

http://www.moj.go.jp/content/001278308.pdf

口座凍結の解除に必要な書類

口座凍結の解除は銀行に書類を提出し、手続きをします。必要な書類は以下の通りです。銀行によって違いがありますので、詳細は銀行に確認が必要です。

 

  • 相続人全員がサイン、押印した相続に関する遺産分割協議書(銀行の書式)
  • 故人の戸籍謄本
  • 相続人の戸籍謄本
  • 相続人の印鑑証明
  • 凍結解除する口座の通帳・キャッシュカード・印鑑
  • 相続人の本人確認ができる書類(保険証、運転免許証など)

 

これらの書類を銀行ごとに用意する必要があります。役所と銀行を行き来して手続きをするのは大変ですよね。

 

全国の登記所(法務局)に故人・相続人の戸籍謄本など必要な書類を出すと相続の手続きに使える法定相続一覧表図を作ってもらえ、無料で必要な枚数を交付してもらえます。

戸籍謄本を何度も用意する手間が省けるので、法定相続情報証明制度も利用するといいでしょう。

※編注:参考URL、法定相続情報証明制度について(法務省)

http://houmukyoku.moj.go.jp/homu/page7_000013.html

終活で『銀行口座の凍結』対策をしよう

銀行口座が凍結されると、生活への影響が大きいうえ、解除に手間も時間がかかることが分かったかと思います。

 

残された家族が困らないように終活を通して『口座凍結の対策』として事前にできることをまとめました。

口座凍結の対策1、家族の口座に生活費を移しておく

年間110万を超えない生活費であれば贈与税はかかりません。家族の口座を作り、生活費としてお金を移しておくのも一つの方法です。

 

ただし、生活費以外に使うと課税されることもあるので注意が必要です。生活費につかったことが証明できるよう領収書は取っておくといいでしょう。

口座凍結の対策2、生命保険に入っておく

銀行口座と違い、支払われる保険金は凍結されません。

 

生前に受取人を決めることができますし、受取人が指定した口座に振り込まれます。葬儀代や当面の生活費に必要な額の保険を検討してもいいかもしれませんね。

相続の負担を減らす「銀行口座の終活」

「相続のために遺産を確認したいのに、どこの銀行に口座があるのか分からない」

「口座が多くて手続きが大変」

こんな風に残された家族が困らないよう、銀行口座でやっておきたい終活をまとめました。

要らない口座は解約しておく

これまで見てきたように口座の凍結解除の時には多くの書類が必要で役所や銀行に足を運ぶ必要があります。使わない口座をそのままにしておくと死後、口座の解約を家族がしないといけなくなり、負担となります。

 

使っていない口座は早めに自分で解約しておくようにしましょう。

口座の一覧表を作ろう。ネットバンクも忘れずに

どこの銀行に口座があるか分からない!とならないためにもエンディングノートなどに口座の一覧をまとめておきましょう。

一覧には

  • 銀行名
  • 支店名
  • 口座種別(普通、定期など)
  • 口座番号

を記載しておきます。

 

通帳のないネットバンクの口座も漏れないようにしてくださいね。相続が終わってほかにも預貯金があったとなると税金の追徴になってしまう可能性もあります。

 

また、証券口座やカードローンの記載も忘れずに。死後、家族も気が付かず、そのままにしていた株の取引などで損失が出た場合、相続人に迷惑がかかることも考えられます。一覧表を作ると、自分の現在の資産状況が分かるというメリットもありますよ。

まとめ:死後、銀行口座は凍結される。家族が困らないよう終活をしよう

銀行口座は保有者の死後、凍結され、預貯金を引き出すことも口座引き落としもできなくなります。また、凍結を解除するのも必要な書類をそろえ手続きをしなくてはならず、時間も手間もかかります。

 

自分の死後、銀行口座が凍結されても大丈夫なように手続きについて家族と話し合う、口座が凍結されても大丈夫なように対策をしておく、要らない口座は自分で解約しておく、口座の一覧表を作っておくなどの終活をしておきましょう。

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